投稿

小田急沿線から名古屋・京都・新大阪方面へは小田原乗り換えも

 久しぶりに新幹線で京都に行く機会があったので、いくつかの経路を試してみている。帰りに小田原で新幹線を下車して小田急で帰ってみたが、小田原停車する新幹線ひかり号ならば新横浜・品川・東京駅経由より10分程度遅い時間で小田急沿線へ帰宅できた。 2025年11月20日のダイヤで計算しています。 小田原停車の ひかり号 は2時間に1本 小田原停車するひかり号が2時間に1本ある。上りでは最終便を除いて小田原名古屋間に停車しないので、名古屋との所要時間が大変短い。 名古屋を 0931, 1131, 1331, 1531, 1731, 1931に出発するものは 1h09m で小田原に着く。 下りでは小田原のひかり号で 0807, 1007, 1207, 1407, 1607, 1807 あたりは実用的だろう。( 0617,0656のひかり号は小田急乗換という文脈では外しておいた)  これらの ひかり号の多くは京都・名古屋間の各駅に停車し追越し待ちをするので所要時間がかかる。(上りの最終668号を除く) これを逆手に取り、上り東京方面ではひかり号を追い越すのぞみ号に乗ることで出発時刻を遅らせることも可能。 下り新大阪方面は名古屋で後からくる のぞみ号に乗り換えればよいので、自由席ならお気軽に乗ればよい。 上り東京方面でのプラン 小田原に停車するひかり号へ名古屋で乗り換える場合の列車をまとめてみた。新大阪と京都ではこれらの のぞみ号より前の列車に乗ればよい。 のぞみ002号 新大阪0830 京都0845 → ひかり642号 名古屋0931 小田原1038 はこね04号 小田原 1054 町田 1136 → 快速急行 登戸1156→ 普通 成城 1204 経堂 1210 のぞみ120号 新大阪1039 京都1054 → ひかり646号 名古屋1131 小田原1238 はこね08号 小田原 1254 町田 1336 → 快速急行 登戸1356→ 普通 成城 1404 経堂 1410 のぞみ370号 新大阪1239 京都1254 → ひかり650号 名古屋1331 小田原1438 快速急行 小田原 1455 登戸1606→普通 成城1614 経堂1619 のぞみ402号 新大阪1439 京都145...

富士登山

イメージ
 久しぶりにBlogを書きますね。2025年7月21日から22日にかけて富士登山してきました。 富士登山は須走ルートで往復し、往路1日目は須走七合目の大陽館に宿泊し、2日目朝から山頂を目指し、お鉢巡りをして、須走ルートで下山といった具合です。 朝7:45ごろに小田急新松田駅前を出発し、須走五合目まで直通する路線バスに乗ります。 朝9時ごろに須走五合目に到着して、いつもの山荘菊屋さんで休憩と準備。本当は1時間ほど休憩して標高で薄くなった空気に慣らしたほうがよさそうですが、先を急ぐ心が勝ってしまい09:30に出発することに。 須走新六合の長田山荘には10:45ごろ到着。 今日の宿泊地の大陽館には13:20ごろ到着。ずいぶん早く着いたが、登山の予定は時間の余裕があったほうが良いので、ちょうどよかったかも。 晩御飯は17時から始まり、こんな感じのハンバーグ定食でした。依然と変わらずおいしいです。豚汁お替りできます。 晩御飯のときに翌朝のお弁当も貰えます。日本人宿泊者にはお弁当を、外国人にはパンのセットを出しているようです。この時に気づいたのですが本日の宿泊者は日本人は私だけだったようです。 晩御飯の後に歯を磨きに屋外へ。雲が出てますね。標高3000mに近いのですが、こんな標高はめったに行かないので、見える雲の景色も随分違って面白かったです。 睡眠中も小米のmibandを装着していましたが、就寝時刻の19時以降の血中酸素濃度が 90%を下回って低くなっていますね。標高で空気圧が低いためかと思います。たしかに睡眠中で目が覚めた時に頭痛がしていた気がしました。 ご来光に興味のない私は、ほかのお客さんの出発準備の音で目を覚まして外に出て、日の出直後の太陽を楽しんでいました。山頂じゃなくても十分にキレイですね。そして丹沢山地を下に見下ろす経験なんてなかなか無いですね。さすが富士山です。 大陽館さんを朝5:15ごろに出発。 本七合の見晴館には06:00ごろ到着。 途中見えた景色ですが、甲府盆地だけ曇っていて、黒岳などの山脈で雲がせき止められ、手前の川口古賀賀れている様子。天気が見下ろせるという経験も少なかったので、すごい景色が見られた。 途中の登山道の様子。めちゃ晴れてました。 遠くに丹沢の山々をみるのですが、富士山から見るとずいぶん低いですね。 いつもの大月市の雁ヶ腹摺山も。...

HHKBっぽいキーボード

イメージ
HHKB風のキーボード 上がHHKBのBluetoothタイプ、したがパチモン この記事の執筆段階で存在したキーボードです。最近は Hack 59 といった名前で売られるようになったようです。  いつものAliExpressで、HHKBっぽいキーボードが出てきたので買ってみた。 買った直後ではキーボードとして動かなかったので、後術のFirmware更新を行うと動くようになりました。(出荷判定どうなっているんだという話も) USB Type Cで接続できるのですが、PC本体とType C同士のケーブルで繋ぐと使えない具合。 Key のRemapを行いたいののだが、Remapを定義したらFirmwareのCompileが必要。 kbfirmware.com で Firmware compile ができました。 今回私が作ったmapping を  rgb60hhkb-masaruyokoi-202402.json に乗せています。 確かに面白いのですが、普通にHHKBを買ったほうがいろいろと楽だと思います。

アマチュア無線機器のリモート操作, IC-7300 + Raspberry Pi 4b + wfview + wireguard で構築

イメージ
 いつもの稲取にアンテナを設置し、リモートから送受信できるような体制にしようと思い、いろいろとソフトウェア選定などを行って構築した。 使ったものはこのようなものです。 トランシーバにIC-7300。 リモートサイトの無線機につなぐのは、Raspberry Pi 4B。 無線機制御と遠隔操作には wfview 。 遠隔操作時にVPNが必要だったので wireguard リモートの画面の操作で tightvnc 。 遠隔で電源を落とせるように、 遠隔操作できるコンセント を。 インターネット回線は比較的最近のフレッツ光で、IPv6を用いる。 適切なアンテナ、電源、インターネット回線 リモートサイトを構成するにあたって、まずは遠隔操作できるコンセントをご利用ください。無線機の再起動や暴走時の停止に有用です。最近ですと1個2千円ぐらいでインターネットから遠隔操作できるものがありますので、この手のものを使っていただければと思います。私の場合は  TP-Linkの製品 を使っております。 Raspberry Pi のインストールなど Raspberry Pi には Ubuntu 22.04LTS Server をインストールしました。32bitでも64bitでもどちらでも良いかと思います。 リモートからSSHなどでログインする場合や、WireguardでのVPN接続を張るときには、IPv6を使って入る様にしております。IPv6を使うことで、ルータのPort forwardの設定が不要であったりするところが便利です。しかしリモートサイトと接続元のPCまでIPv6で疎通できることが要求されますので、一長一短かと思います。 リモートデスクトップでの操作が必要ですが、これは tightvnc を使っております。 IPv6 でログインできる様にDDNSなど構成 インターネット側から Raspberry Pi にSSHログインなどを行いたくなります。最近ですと各社の固定インターネット回線ではIPv6に対応しているため、IPv6で接続する様に構成します。 手元のRaspbeery Piに割り当てられたIPv6を都度覚えるのは大変なので、Dynamic DNSに登録する様にします。今回も Open IPv6ダイナミックDNS を用いてIPv6のDNS登録を行います。 詳...

Lenovo V15 Gen 4 の液晶パネルをIPSに交換してみる。

イメージ
交換中の液晶パネル 先月末の年度末に、年度末特価のPCのお話があり、Lenovo V15 Gen4を購入しました。速度などは申し分ない程度に良かったのですが、液晶パネルがTNなのか視野角が狭く、大画面であるが故に常に何処かが暗く見える有様。 交換前のパネル。燻んで見える。 特にWindowsパソコンの液晶パネルはいくつかの規格となって出回っているため、自分で部品を探して交換できるという話を聞いたので、挑戦してみました。 まとめ 分解手順は Lenovoのサイトに載っている方法 を参考にしました。 搭載されている液晶パネルの種類は hwinfo アプリなどで調べると出てきました。今回のPCには N156HGA-EA3 というパネルが装着されていました。 注文すれば良い液晶パネルは、15.6インチの30ピンeDP、解像度1920x1080、リフレッシュレート60Hz、幅300mmのパネルでした。 Amazonでは該当パネルのIPSアップグレード用として販売されているもの もあります。  AliExpress ではこちらの商品 を注文しました。 ベゼルあたりと干渉することがあるので、カッターナイフで切り落とすなどしてください。 部品注文時の注意 いくつかのYouTube動画などを見ながらパネルを選定方法を知って、パネルを選んでみましたが、最初に注文したパネルはパネルの周りに金具がついていたり外郭の幅が違ったりして適合しませんでした。分解中にパネルの幅を測定して、そのサイズにあった300mmぐらいのパネルを再度注文しました。 ということで買い間違えたパネル1枚は使い道を失いました。どこかに液晶テレビ1台があったから、それの交換にでも使ってみようかな。(っと思ったらeDPのピン数が違うとかでハマっている) 必要な工具 必要そうな工具は、これらのものでした。 精密ドライバー スマホ分解用の、ギターのピックみたいなプラスチック板。 部品収納するケース。磁石もあると便利。 カッターナイフ。ベゼルで引っかかる爪を削ります。 液晶パネルを固定する両面テープを引き抜くためのピンセットと、巻きつける割り箸みたいなもの。 おおよその手順 分解の手順はLenovoの場合はLenovoのサイトで英語で書かれています。この手順を参考にすれば分解できると思います。 裏蓋を開けたら、真っ先に電...

Starlink 買ってみた

イメージ
 キャンピングトレーラで、どこでもインターネットできる様にしてみようと思ったのと、年末にCostcoでStarlinkが33,000円で発売していると聞いたので、買ってみた。 数週間後に稲取で設置してみた。4本足のスタンドで立てて使うようだ。ちょっと改良して、トレーラージャッキの棒を固定する部分を使って、ポールに立てるとかしてみたいところ。 説明書っぽい紙を読むとスマホにアプリ入れてなんとかしろ、って雰囲気だが、クレジットカードによる支払い方法の登録から先に進まない。仕方ないのでPCを立ち上げて会員登録やデバイス番号の登録をして開通。なんだかいい加減だ。初月は基本料金が無料らしい。 とりあえず標準プランのレジデンシャル(住居用) で開通させてみた。契約住所ってことで世田谷の住所を入れ、伊豆でStarlinkを使おうとしたところ、位置が大きく異なるとかで使えなかった。位置情報とか衛星の組み合わせとかみているんでしょうかね。 Speed test をすると 100Mbpsぐらいは出るので、十二分に使えるかと思います。 「昔、RVプランみたいなのがあったな」と思って契約プランを探してみたところ、「モバイル-地域」というものにすればよさそうなことに気づく。使った日数分で課金されるようなので、これで良さそう。 ちょっとはトレーラー引っ張ってどこかでオンラインで仕事でもしてみようかな。

APRSの複数周波数・モードでのBeaconを、RTL−SDRでまとめて受信する

TL;DR rtl_fm ではスケルチ機能を組み合わせて複数周波数の同時待機をします。 DirewolfはAFSK 1200bpsとGMSK 9600bpsの2個を立ち上げます。 1個のrtm_fmからの標準出力を2個のDirewolfの標準入力に渡すため、tee などを使います。 コマンドはこのようになりました。 #!/bin/bash thisdir="$(dirname $0)" direwolf_conf="$thisdir/direwolf.conf" ( rtl_fm -M fm -f 144.64M -f 144.66M -f 431.04M -p 36 -s 48000 -l 20 - | \ tee >(direwolf -c "$direwolf_conf" -r 48000 -D 1 -t 0 -B 1200 - | logger -t direwolf1)| \ direwolf -c "$direwolf_conf" -r 48000 -D 1 -t 0 -B 9600 - | logger -t direwolf9) & 同じディレクトリにおいてある direwolf.conf の中身は、このようになっています。 ADEVICE null null CHANNEL 0 MYCALL コールサイン-10 IGSERVER asia.aprs2.net IGLOGIN コールサイン Passcode PBEACON sendto=IG DELAY=0:30 EVERY=90:00 SYMBOL="igate" overlay=R lat=34^46.02 long=139^02 alt=in_meter comment="Inatori 144.640MHz, 144.660MHz, 431.040MHz Receive-only GW 1200bps+9600bps" SDRドングルを使ったAPRS I-Gateについて アマチュア無線で位置情報を送受信するAPRSでは、複数の周波数帯で複数のモードが使われております。最近ですと受信機にはUSBのSDR受信ドングルを用いて、PCやRa...