富士登山

 久しぶりにBlogを書きますね。2025年7月21日から22日にかけて富士登山してきました。

富士登山は須走ルートで往復し、往路1日目は須走七合目の大陽館に宿泊し、2日目朝から山頂を目指し、お鉢巡りをして、須走ルートで下山といった具合です。


朝7:45ごろに小田急新松田駅前を出発し、須走五合目まで直通する路線バスに乗ります。


朝9時ごろに須走五合目に到着して、いつもの山荘菊屋さんで休憩と準備。本当は1時間ほど休憩して標高で薄くなった空気に慣らしたほうがよさそうですが、先を急ぐ心が勝ってしまい09:30に出発することに。


須走新六合の長田山荘には10:45ごろ到着。


今日の宿泊地の大陽館には13:20ごろ到着。ずいぶん早く着いたが、登山の予定は時間の余裕があったほうが良いので、ちょうどよかったかも。


晩御飯は17時から始まり、こんな感じのハンバーグ定食でした。依然と変わらずおいしいです。豚汁お替りできます。
晩御飯のときに翌朝のお弁当も貰えます。日本人宿泊者にはお弁当を、外国人にはパンのセットを出しているようです。この時に気づいたのですが本日の宿泊者は日本人は私だけだったようです。


晩御飯の後に歯を磨きに屋外へ。雲が出てますね。標高3000mに近いのですが、こんな標高はめったに行かないので、見える雲の景色も随分違って面白かったです。


睡眠中も小米のmibandを装着していましたが、就寝時刻の19時以降の血中酸素濃度が
90%を下回って低くなっていますね。標高で空気圧が低いためかと思います。たしかに睡眠中で目が覚めた時に頭痛がしていた気がしました。

ご来光に興味のない私は、ほかのお客さんの出発準備の音で目を覚まして外に出て、日の出直後の太陽を楽しんでいました。山頂じゃなくても十分にキレイですね。そして丹沢山地を下に見下ろす経験なんてなかなか無いですね。さすが富士山です。

大陽館さんを朝5:15ごろに出発。

本七合の見晴館には06:00ごろ到着。

途中見えた景色ですが、甲府盆地だけ曇っていて、黒岳などの山脈で雲がせき止められ、手前の川口古賀賀れている様子。天気が見下ろせるという経験も少なかったので、すごい景色が見られた。

途中の登山道の様子。めちゃ晴れてました。
遠くに丹沢の山々をみるのですが、富士山から見るとずいぶん低いですね。


いつもの大月市の雁ヶ腹摺山も。

朝9時ごろに朝食をいただきました。


さぁ山頂の鳥居が見えてきました。
8:40ごろに到着。

お鉢巡りをしているときに、岩陰に苔が生えているのを発見。植物限界ってずいぶん上がってきているんですね。

郵便局で手紙を投函。

最高峰の剣が峰へ。昔は富士山レーダーがここにあり、設置直後に鹿児島の台風の目がマイクロ波で観測できたって話を聞いてワクワクです。

剣が峰へ上るときにも空気が薄いので、みんな少しずつユックリ上ってました。
10:20ごろに剣が峰に到着。

剣が峰の横でアマチュア無線のAPRSを動かして 144.64MHz 9600bps のビーコンを受信していたら、最遠で784km先の熊本県のビーコンを受信。電離層反射ってことはさそうだから、やっぱり直接波ですよね。。だてに鹿児島の台風の目が観測できる場所なだけあって、熊本の144MHz は聞こえるんですね。
こっちから5Wで出したビーコンは、浜松市ぐらいまでしか届きませんでした。

お鉢巡りの最中の、北あたり。雲が少しあると空気の流れが見えて、大変幻想的な光景でした。
お鉢巡りを11:26に終了


山頂の茶屋の山口屋本店での最高級メニューであるチャーシュー麺を注文。山頂なのにラーメンどんぶりで出してくれるところがすごいです。

結局帰りも須走ルートで。下山後の交通機関を考えると、小田急に乗れる御殿場方面のほうが便利なんですよね。ってことで富士宮口にするか悩んだのですが、勝手知ったる須走ルートになりました。
途中、雷が鳴り始めたので、また7合目の大陽館さんで雨宿りさせてもらうことに。1時間ほど休憩。
だいぶ下山。
16時頃に五合目の菊屋さん着。17時のバスで帰ります。
御殿場駅に18時ごろ、新松田で蕎麦食べて19:20ごろの電車に乗って帰りました。




登山・下山中にはAPRSで位置情報を送り続けておりました。だいたいこんな軌跡を書けています。
https://aprs.fi/#!ts=1753056000&te=1753228800&call=a%2FJF1PEQ-7 

全体的な感想。

  •  須走ルートは、まだ空いていました。吉田ルートから多くの人が来られていたので、あっちは混んでいるかもしれません。
  • 小田急沿線在住ならば須走ルートは楽かもしれません。
  • 確かに外国人が多いです。登山コースでも半分ぐらい外国人で、山小屋では私以外のお客さんが全員外国人でした。みなさん山には慣れているのか装備などしっかりされていました。
  • 山頂でアマチュア無線を、と思ったりしたのですが、剣が峰周辺によさげな場所・スペースが殆どなかったです。たぶん7合目あたりで無線をやっているぐらいがちょうどよいかもしれません。

また機会があったら行きたいです。

コメント

このブログの人気の投稿

Windows 11 で Win10Pcap のアンインストール方法

APRSの複数周波数・モードでのBeaconを、RTL−SDRでまとめて受信する

ICOM IC-7300 と RS-BA1 Version 2 でリモート操作