Windows 11 で Win10Pcap のアンインストール方法
Windows 11 の Windowsセキュリティで、コア分離によるメモリ整合性のセキュリティの設定をしようとしたところ、一部の古いデバイスドライバが入っているとコア分離ができないとのことでした。私の環境では、パケットキャプチャなどで利用する Win10Pcap.sys が入っているためにコア分離ができないとエラーが出ておりました。
アンインストールのプログラムなどを走らせてもアンインストールできなかったので、どのように実行すればよいのか調べながら実施しました。結論としては pnputil というコマンドを用いればよかったです。
まずは管理者権限でTerminalを実行します。 Windows terminal をインストールした環境でしたので、PowerShellが起動しました。
適当なファイルに、現在インストールされているドライバを書き出す。
pnputil /enum-drivers > inf.txt
# 上記のファイルから win10pcap を探し出す
notepad.exe inf.txt
下記のよう場所があったので、ここから公開名が oem131.inf であるとわかりました。
公開名: oem131.inf 元の名前: win10pcap.inf プロバイダー名: Win10Pcap Native x64 クラス名: NetTrans クラス GUID: {4d36e975-e325-11ce-bfc1-08002be10318} ドライバー バージョン: 10/08/2015 10.2.0.5002 署名者名: Microsoft Windows Hardware Compatibility Publisher
今回の場合は oem131.inf が win10pcap に該当するので、これを削除する。
pnputil /delete-driver oem131.inf
以上でアンインストールができました。
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