Yamaha RTX810 で IPoE と PPPoE の2系統で接続し、VPNサーバまで構築する。
いつもの稲取サイトに 楽天ひかり の光ファイバーインターネットを引き込んだので、サイト内にある機材を操作するために VPN サーバを準備したくなりました。また昨今ではPPPoEでのIPv4接続は遅いため、Local につながっている機材からのIPv4インターネット接続はIPoE (IPv4 over IPv6) を介して行おうとしました。IPoEの場合は手元のルータなどにはGlobal IPv4アドレスは割り当てられず、IPv4で外向きに公開するサービスなどが構築できまえん。 このような状況を解決するために、このような構成を行いました。 LocalからのIPv4インターネットは、IPoEを介して行う。 VPNサーバにはIPv4グローバルアドレスが必要なため、VPNサーバの通信はPPPoE接続を介して行う。 全部を config のテキストで書くのは大変かもしれないので、ある程度はWebページのウィザードを使って設定しました。 PPPoE の接続は、YamahaルータのWebインターフェイスのプロバイダ接続から登録。 IPoE接続も同様にYamahaルータのWebインターフェイスから登録。 今回はIPoE接続が tunnnel 2 となっています。先に IPSec/L2TPの設定をしてきてしまったためです。 IPSec/L2TP接続もWebインターフェイスから行う。 command インターフェイスでこれらの設定を行う。 ip filter の 500011 から 500016 を設定 IPv4の最初の default route は IPoE(tunnel 2) に向かうようにして、2番目のdefault route は PPPoE に向かうようにする。: ip route default gateway tunnel 2 gateway pp 1 filter 500000 500011 500012 500013 500015 500015 500016 500017 終わったらSave 最終的には Yamaha RTX810の config は、このようになりました。 # IPv4 の default route は、先に tunnel 2 の IPoEを、後で pp 1 の PPPoE を利用するようにする。 ip route default...