友誼関経由でベトナム→中国を陸路で帰ってきました。
無事にハノイから中国に入国し、南寧経由で翌々日に香港へ帰りました。
上記写真は2014年5月16日の中国時間13時頃に友誼関の中国側入国を済ませた後の写真です。 香港に帰ってからニュースを見たところ、この写真の2時間ほど後には閉鎖されて人民解放軍が展開したとの情報。 間一髪でした。
[caption id="attachment_10201" align="alignnone" width="625"] Google location history より。[/caption]
朝7:30をハノイのバス屋から出発。 昨日は9:30のバスの予約をしたのですが、国境閉鎖もありえるよなと思い、早めにバス屋に行って2時間早いバスに乗せてもらいました。 バスは3分の1が埋まる程度、たぶんほぼ全ての乗客が中国人でした。 何だかんだと帰国しているのでしょう。
ハノイ市街は特に混乱していませんでした。 たぶんいつも通りの出勤時刻でカブ渋滞。 お巡りさんは交通違反の取り締まりに精を出していました。
[caption id="attachment_10185" align="alignnone" width="625"] ハノイのAEON MALL[/caption]
なぜか私が行く東南アジアには、ドコにでもAEONがあるのですが、プノンペンにつづいてハノイも完成前のAEONでした。 こっちは建物がまだ出来ていません。
アジアハイウェイAH1の途中で小休憩。 この道路が北朝鮮を除いて中国・韓国・日本と続いているのだよなと思うと、なかなか素敵です。 霞ヶ関→首都高渋谷線→東名高速→名神→中国道の続きが田舎道ってのも面白いです。
ハノイからバスに揺られて4時間、友誼関のベトナム側バス駅へ到着。 車内は結構静かでした。
Wikipedia:友誼関
バス駅から、ゴルフ場カートみたいなクルマに乗り換え、ベトナムのイミグレの建物へ。 ベトナム側で写真を撮っているのは日本人のオレだけ。中国人の皆様は写真撮影せずに緊張した面持ち。このご時世にスパイ容疑とか掛けられたらマズいからでしょうね。日本人はせいぜい「写真を消して」と言われるだけですが。
ベトナム出国後、中国側のイミグレの建物へ移動中。 砦っぽいものもあります。
中国側に入国。 冒頭の写真にもあるように、中国人の皆様は入国後に安心したのか写真撮影を始めていました。 なので便乗してカメラを渡して撮ってもらいました。 ここで皆さんやはり私以上に緊張していたのだなぁと実感。
友誼関が閉鎖される日の出入国日が押されたパスポートの査証欄。 地名にあるように、友誼が戻る日が早く来ると良いですね。。
この後の南寧行きバスは、中国らしく賑やかになりました。 英語のできる兄ちゃん達と話をしていたところ、彼はホーチミン市へ仕事で出張して、帰国しているところだそうです。 間一髪の脱出だったのでしょう。 彼のパスポートの査証欄を見ると、ベトナムへの往復が何度もありました。 彼の仕事が今後厳しくなるのかなと思うと、何も言えず。
ちなみに中華民国は金門島にだけ出入りしたことのあるパスポートを見せたら、みんな大爆笑でした。
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