最近読んだ本を2冊
藤沢数希氏の本を2冊読んでみた。 いろいろと痛快でしたね。
- 経済などの政策について、世界の中の日本のポジションをどうするかという視点で提起されているものを、まず見ないですね。 目先の円安誘導とかデフレ対策とか、枝葉の話ばかりしているし。
- いろいろな規制をやめて自由化したり、やたらに依存しているの社会保障を小さくするのには賛成。 年金なんて世代を超えた国を上げた巨大なネズミ講なのは事実だし。
- 「 自由化したら先のリーマン・ショックみたいなのが起きるんじゃないの?」と心配されている方がいらっしゃるかと思いますが、リーマン・ショックの後に勝った人は低金利な日本円で定期預金していた人だったという事実もありますので、ご安心を。
外資系金融の終わり―年収5000万円トレーダーの悩ましき日々
- 金融機関って、そもそもは決済や統計に基づくリスク平準化から粗利を上げるビジネスモデルなはず。 なのに、破綻するレベルの損失を出しているって、そもそも才能ないんじゃないの? ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ
- またノーフリーランチ定理がある中で、相場で張って勝たなきゃいけない商売は辛いね。 だって、相場で勝つことは理論上は絶対でないことをやり続けなければならないんだから。
なんだか日本が20年間ダメなままな理由が、よく分かった。
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