旅行中に読んだ本: マネーロンダリング


タックス・ヘイブン(租税回避地)へ旅するときに租税回避についての本を読むっていうのは気分が良いですねw


感想



  • 内容が古いので今時使えません

    • ワリコーを買って現地の証券会社で売却してもらうと、途中解約時の名義が現地の証券会社名になるという技。 だれが現金を手にしたのか日本国内からは分からないので、どこにお金が入ったのか分からない、というもの。 いまワリコーは売っていないからねぇ。 しかもマネーロンダリングに使われるということで、香港の証券会社も一見さんの注文は受けないかと思います。

    • 外国人を介した贈与の手法がありますが、現状では国内にある財産を外国人に贈与した場合は課税されるため、もう少し手法を変更する必要があるでしょう。 内国人の持つ外国財産を外国人に贈与した場合は非課税、など。



  • 展開としては、西村京太郎の小説みたいなもの。 西村京太郎は列車などの公共交通機関の運行を元にするのに対し、本書では口座間の送金方法にいろいろな技を持ってくる。


この本を読んで考えたのだが、現在可能なだけの現金・有価証券を持ち出そうとすると、現金+有価証券で1回で100万円まで、金地金1kgで400万円程度、まで持ち出せるってことなのかな。 まぁ他にも色々とありそうだけど。


出張で海外旅行の多い人ならば、毎回百万円ずつ持っていけばいいんじゃない。 しかも香港のHSBCだと7000HKD(約7万円)以上の入金には手数料を取るから、窓口に13回入金に行くとかwww


実際にそんなに隠したい金があるわけじゃないので、読んでいるコッチは気軽ですね。 「それはもう今では使えないYO!」とか余裕を持ってツッコミできる。

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