スーパーカブ退院
スーパーカブの修理が終わったということで、バイク屋さんに取りに行った。 修理代はおおよそ3.8万円。 バイク屋のメカさんから色々とお話を聞いた。
- そこにある(他のお客さんの)出前機の付いたカブ、メーター1周して3万ちょっとの走行距離なので、13万キロは走っているらしい。
- 「スーパーカブはエンジンオイルが無くても走れる」という都市伝説は、かなり昔のカブでのお話。 いまどきのカブでオイルなし走行すると、速攻で焼きつく。 昔のカブのエンジンは、シリンダー・ピストンのクリアランスが大きかったとかで、耐えられたそうな。 今のカブは、今時の工作精度で作っているので、速攻で焼きつく。 きちんとオイルメンテはしてね、とのこと。
- 昔のカブのエンジンは出力が出る方向で作られていたが、今時のカブは燃費とか耐久性重視になって、昔ほど出力がない。
- カブのエンジンのシリンダー部分は昔も今も鋳鉄。 昔はエンジンが焼き付いたらバイク屋でシリンダーをボーリングして、ちょっと大きいピストンを入れて修理していたとか。 今ではボーリングするよりもシリンダーごと交換したほうが能率がよいそうな。
- 昔のバイク修理屋は技術が必要だったが、最近のバイク修理は異常が出たら部品交換するだけになっているので、修理屋の腕の善し悪しの差が縮まっているとか。 ただ整備マニュアルにないような問題発見→解決といったところは、昔も今も変わらず。
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