新宿高島屋のユニクロに行ってみた。

最近服買っていないなぁ、直近で買ったのは南寧で寒かったので急遽長袖シャツを買った時だったし。 その前は香港のユニクロで短パンとポロシャツ買ったぐらい、いや香港のジョルダーノで買い物したかも。 とか思ったので、仕事帰りに新宿高島屋の上のフロアにできたユニクロに行ってみた。


金曜日19時頃で雨天にもかかわらず、ユニクロにはそこそこお客さんが入っていた。 レジでも数人がお会計していたので、こんな状況にもかかわらず売り上げは良さそうですね。 帰りはエスカレータで下っていき、紳士服売り場をちらっと回ってみた。 半分のフロアーを回ってみたのだが、他にお客さんを見なかったという具合に閑古鳥鳴いていましたよ。


新宿高島屋のユニクロがオープンしたときに、テレビのニュースで高島屋の人が「ユニクロで集客して、高島屋の売り上げになれば」的なことを言われていた。 少なくとも紳士服売り場は、どーなんだろう。 ってか集客材料としてはすでに東急ハンズがあり、東急ハンズさんもしっかりとお客さん入っているので、これ以上の効果があるのかなぁ、なんて思ったんですけどね。


タイムズスクエアーの契約がどうなっているのか分からないのですが、ユニクロと高島屋がレベニューシェア契約していて、ユニクロの売り上げの一部が高島屋の収益になっていれば、高島屋的にはOKなのでしょうけど。 新宿の三越なんて三越の売り場が小さくなり、ジュンク堂とかKEYUCAが賑わっている感じですけどね。ってかKEYUCAはウィンドウショッピングが多そうだが、特にオイラは成城のKEYUCAで買い物したことないしw


何が言いたいかと申しますと、今時の百貨店って男性客にとって欲しいものを売っていないよね、ってことでして。 だってデパートの2F以上って服屋ばかりで、しかもお値段高めのものばかり。 で、服の販売に依存しているモンだから、婦人服売り場ばかりになっているし。 女性向けの販売が多いってことは人口の約半分がターゲットとなってしまっているし、しかも所得から見たら女性の方が少ないんだから、さらに狭い売り上げを攻めているように思えるわけだ。 進んでいる方向からして負けの方向じゃないのか?とか思うわけ。


思えば、昔のデパートは電化製品を含むいろいろなものが販売されていて、まさに百貨店だった。 最近のデパートを見ると「女性向け衣料のお店」って感じ。 電化製品ならば、最近ならばヤマダ電機をトップとする家電量販店が強い、とは言うものの、利益幅とか考えればデパートでも十分に勝負できる商材なはず。


だいたいからして、家電量販店なんて販売価格の1割をポイント還元している、つまり販売価格は仕入れ価格の1割以上の値段をつけている、ってことだろう。 また、販売店に売り場でのディスプレイ方法や様々な条件を要求するアップルコンピュータの製品なんて、ブランド品を販売することが得意な百貨店にとっては、扱いやすい商品なんじゃないのかなぁ。 そんな我儘なアップルの製品を販売できるようになれば、ブランドで頑張っているパナやソニーも積極的になれるんじゃないのかな。 よくよく見てみると、アップル製品ってドコのお店にいっても値段が同じ、つまり価格競争になっていない。 ってところに気付けよー。 しかもコンピュータなんて安くなったとは言え、これらのブランドの商品は8万円以上の商品が多いんだから、売上額的にはガッチリと確保できまっせ。


32歳男性の一人としては、「デパートには僕が買いたいものがない」「買いたいものがないから行かない」「お金使うタイミングに行くところとしてはデパートは選択肢に入っていない」って具合。 数万円の鞄を買うときには、普段からよく行く東急ハンズに行ってしまう、とかとか。 今日もハンズでRIMOWAのトランク見ていたしね。 RIMOWAのトランクならば高島屋にもあるはずなんだけどね。


百貨店の売り上げが落ちている、っていうのは不景気だとか関係なく、僕らにとって便利なお店でないから行かなくなった、ってのが本当の理由なんじゃないのかな。 三越+伊勢丹をしようが、大丸+松坂屋をしようが、高島屋がユニクロ呼ぼうが、デパートに買いたい商品がなく不便なままならば、今までと変わらずデパートで財布の紐を緩めることはないでしょう。

コメント

このブログの人気の投稿

パスワードを覚えるのも無理があるから、パスワードマネージャ使いましょう。

大型特殊自動車免許を取った時の話。

車両系建設機械運転者(整地) の講習