2009-09-02

高速道路無料化ってよいのか?

やー、民主党さん勝っちゃいましたね。 六本木に民酒党っていう安い居酒屋さんがあったなぁ。(笑)


民主党さんって、自民党の族議員のような積もり積もったシガラミがないせいか、あんだけフリーダムなことをシャーシャー言っても票が集められるところが良いのかな。 あとは各政策の先に目指すモノがきちんと示されていれば、もっとすてきなのに。


ってことで駄文。


僕の友達にも高速千円とか言って喜んで出かけている人いるんだけど、そういう人たちって、行った先でお金つかったのかなぁ。 それに対してお金使いそうな層では、例えば千葉にゴルフ行くのが億劫になったとかとかで。 千葉でゴルフ1ラウンド1人1.7万円、その辺出かけて適当にランチ食べたり一人2千円、とか比較すると8倍の人を呼び込まないとね。 そんなこんなで全体的には金使っていないんじゃないのかと、いろいろと勘ぐりたくなる。 大事な化石燃料使って二酸化炭素出して、しかも物流停滞させて、金使わずに経済効果に寄与しないで、高速道路代の残りを国庫から出させて貯金減らすだか借金増やしてってことならば、本当にけしからん。 とくに経済効果まわりは、いろいろ計算して発表して欲しいものだ。 検証検証。


さてさて、民主党さんが高速道路無料化とか言っていますけど、話を聞いていたところ効果のあるところから段階的に導入するってことらしい。 そりゃ一気に無料にしたら、国道がら空きで高速道路大渋滞とかになって、いまのところそれなりにできているトラフィックの分散ができなくなるわな。


もっと困ったことに一般車まで千円にしちゃうものだから、昨今のニュースのとおり、鉄道航空バス船の利用者減ってるんだってね。 高速道路に優遇するなら、JRに対する国保有資産の賃料下げて運賃さげたり、空港使用料やバスの自動車税・軽油引取税、港湾使用料とか一緒に下げないと、そりゃ不釣り合いになりますがな。 まかりにもいままで各所でそれなりの対価を払ってもらって釣り合いのとれていたトラフィックで、特定箇所だけドカンと値引きすれば、バランスは一気に崩れますよ、当然。


で、本当に必要なのは各経路の無駄を省く省力化やスループットの向上なんじゃないのかと。 たとえば高速道路ならば交通量や乗員数・積載量に応じたロードプライシングだったり。 各交通機関でのオフピークをさせるための繁忙期・閑散期価格だったり。


昨日N兄から聞いたのだが、上海から出る海運コンテナの値段は、例えば年末商戦の商品をUS西海岸に運ぶシーズンだと、生産地である上海から輸出や、消費地方向であるUS西海岸に到着のコンテナの値段が上がるんだって。 その逆方向のUS西海岸発や上海着のコンテナ料金は片道が大量にあるもんだから安いらしい。 一方向のトラフィック増加に対応すれば、その逆方向は下手すりゃ空気運ぶことになるからねぇ。 あぁ石油タンカーの消費地→原産地では水だかなんだか入れて船がこけないようにしているんだっけ。 同じように、最近の飛行機の割引チケットなんかは、トラフィックに応じた値段付けしていますよね。


あわせて思ったのが、高速道路も鉄道も繁忙期には高くて、閑散期には安いってのはいかがでしょうかね。 確実に盆暮れ正月は帰省客が多くなって、あと混むのは連休・週末・金曜日晩の観光客や、平日朝夕方の通勤客としたものでしょう。 とくに道路や鉄道なんてオイソレと簡単に作れないし減らないものだから、供給量は安定している。 それに対して需要は年間トレンド・週間時間別トレンド・連休トレンドとかで大きく変化すると。 需要と供給を合わせられるのって価格なわけだしさ。 安い時期に帰省したいってことならば、帰省する日や時刻を調整するとかさ、いろいろできそうじゃないですか。 電車のオフピーク通勤みたいに分散すれば、渋滞減るからよいんじゃない、って思った。


あともういっこ思いついたのが、運転手一人が事故る・クルマが故障する確率を、運転時間に対するMTBF(Mean Time Between Failure:平均故障間隔)として表現できるんじゃないのかって思う。 運転手の熟練度合いや性格によって事故する・しないの違いや、クルマの経過年数やメンテナンス具合によって故障する・しないの違いがでるだろうけど、それとなく全体のMTBFは出るのではないかと。


コンピュータで分散処理する場合は、処理が並列だから「故障台数÷全台数」がスループットとして下がるのだが、道路の場合は直列なので、たとえば事故った場合なんかは単純に言えば「事故ったクルマが塞いだ車線数 ÷ 道路の車線数」のスループットが下がる。 また道路の幅が狭くなる+横に障害物があると速度も落ちるので、それ以下になるんだっけな。 しかも自動車の場合では、エンジン稼働時間による燃料消費や、走行速度によるトランスミッションの変速比が違って、距離あたりの消費燃料がかわるので、さらに複雑。


ってことで、MTBFをよくするか、台数減らすってのは効果があるんじゃないのかと。 たとえばMTBF良くするならば、無事故無違反かつ運転時間が長い人や、任意保険の等級良いクルマは料金安く、レーダークルーズや横滑り防止機能のついているクルマが事故率低いなら優遇するとか、故障率低いクルマは優遇するとかして、MTBFの良いクルマを優遇するのはいかがですかね。 また全体での事故発生件数を減らすために、同じMTBFなら台数少ない方がよいので、例えばバスや大型トラックなどの大容量輸送のできるクルマを優遇するとかさ。


トラフィックの話については、大量にモノやデータを流している人たちはよく知っているはずので、彼らの頭脳をちょいと拝借すればよいんじゃないのですかね。


日本の強みって、「カイゼン」に代表される、高コストであっても最適化や品質向上などによって、それなりに競争力付けられるところだと思うんですよね。 おかげで MADE IN JAPAN は世界のトップブランドなわけですし。 ってことで単なる値下げ・無料化でなく、全体の効率が上がる方向に。。 ノウハウは世界に売れるほどあるんですから。

0 件のコメント:

コメントを投稿