情報革命バブルの崩壊 (文春新書)(山本 一郎) 情報革命バブルの崩壊 (文春新書)(山本 一郎) を一気に読んだ。


まえがき - 「無料文化」を支える過剰期待というバブル
第一章 本当に、新聞はネットに読者を奪われたのか
第二章 ネット空間はいつから貧民の楽園に成り下がってしまったのか?
第三章 情報革命バブルとマネーゲームの甘い関係
第四章 ソフトバンクモバイル(SBM)で考える時価総額経営の終焉
第五章 「ネットの中立性」とネット「無料文化」の見直し
あとがき - リーマン破綻、そして宴は終わった

振り返ればここ10年ぐらいは、IT業界がバブルのようになっていましたね。 儲かっているのか儲かっていないのか分からないのになぜか営業続けていられる会社があったり、たいしてコンピュータに興味もないのにコンピュータ技術者をする人がいたりと、不思議なものでした。 技術革新という期待の元、お金が一杯流れ込んでいたのでしょう。


IT業界へのお金の供給が一気に絞られた今、この業界にいる僕たち一人一人が、何を考えどう行動するか試されているのでしょう。 地に足着いた商売をコツコツやる、っていうのは今も昔もかわらない鉄則ですかね。 顧客・仕入先・従業員・経営者・出資者など、すべての利害関係者の満足度を高める仕事ができるような人間になろう、と思った一冊です。

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