この一ヶ月を振り返る
この一ヶ月間、目的は休養ってことなのですが、じっとしていられない私の性格上、いろいろなお話などを聞く機会を設けるようにしていた。 ここに一応のことをまとめてみた。
各種インターネットサービスで「広告収益モデルで」と言う場合が多いのだが、なかなか広告収益モデルもそうは簡単に卸さんぞという具合だ。 最近だと Google AdSense によって個人のサイトに広告張って個人が広告収益を得ることができるのだが、これはGoogleが検索エンジンと広告配信システムを組み合わせたという革命的な組み合わせによってできたのであって、そもそも検索エンジンでクロールされないようなページでは Google AdSense なんて難しい。 んで最近言う「新しいサービス」というもののほとんどが、Web2.0でのマッシュアップみたいなものばかりなので。 んで、検索結果ページ用の広告というのも、あることはあるんだか、それなりのページビュー数・ユニークユーザー数がないと、広告配信業者は腰を動かさない。 広告主は広告に対して、広告を見た後の消費活動などの影響を期待して出稿するので、それなりの影響を受けるためには、それなりの広告への印象(インプレッション)が必要になり、それなりのページビュー数とユニークユーザー数が必要になる。 んで広告収益を必要とするならば、想定するページビュー数やユニークユーザー数などを見積もらなければならない、という意識が必要になる、という説明をしたり。 そういうところからも、何か新しいことをしたい人たちの仲間に入って、協力させていただけるところがイッパイあるんだなと実感。
というところでいくと、この2.5年間は無駄だったかどうかって考えると、まぁ無駄ではなかったのかもしれない。 コンピュータの技術者やりながら、広告業界の片隅で過ごさせていただいた身としては、いろいろな経済活動の一部を見せていただいたわけだし、今後の私の仕事に参考にさせていただくネタはイッパイ頂戴したと思う。
自分がフリーランスの技術者として働いた場合、履歴書+職務経歴書に書いてあるだけの内容で月オイクラ万円で使ってもらえますか、と調べてみたところ、まぁまぁそこそこな金額になった。 単純に月額×12で年間にもらえる額だけで計算すると、今の会社で働いている金額以上に貰えそう、ということだけはわかった。 今の会社の給料が安いとはいっても、まぁ腰掛していても貰えますという低リスクな状況などを考えれば、妥当な金額なのかもしれないが、それで納得するかどうかは別話ですね。 ただフリーランスで働くには、さまざまな物事が自己責任になり、それなりのリスクやデメリットもあるので、そこんところきっちりと理解していかねば。
自分は今後どのような仕事をしていきたいのかを真面目に考える時間にもなり、いくつかの道をたどるのかな、というのが見えてきた。 いづれのコースにしても、単に技術をバリバリと身に付けるだけでは全然ダメで、むしろさまざまなことの調整力とか、売り込む営業力とか、非技術な部分を伸ばさなければならない、というのが課題なようです。
ってなかんじで、いろいろとスッキリしつつあります。 問題を消化する・回避する・順応する、のどれかを行って問題解決しなければならなかったのですが、問題解決はできそうです。
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