Endfed antenna Matchbox を制作
Endfed アンテナというか Long wire antenna の Matchbox として、 9:1 unun を作ると良いみたいなので作ってみました。 どうやら動作原理はこんな感じのようです。 1/2λの整数倍として動作させた場合はインピーダンスが450Ωとなる。 カウンターポイズが必要だが、同軸ケーブルの外皮側でOK よって数メートルの同軸ケーブルで接続する必要がある。私の場合は5mや10mの同軸ケーブルを利用。 random wire antenna のエレメントについて調べていたところ、16.45mが良いらしい。 作成方法ですが、 EARC Hawaii のサイトにある PDF を元に作成しています。準備したものはこれらです。 フェライトコア T130-2 適当な耐熱電線を40cm×3本 同軸コネクタ。私の場合はBNCが好みなのでBNC-J バナナプラグのソケットを2個(赤と黒) ケース コイル巻きで電線を固定するための細いインシュロックタイ 固定するためのホットボンド 工具としてはケースに穴あけできるドリルとピット、ハンダゴテ、ケーブル切断のためのニッパーやケーブルストリッパー、などなど。 これらの部材を揃えたものが 大新無線さんのbalun, unun のページ にもありますので、まとめて買われる方はコチラもどうぞ。 また EARC Hawaii やeBay などでもKitや完成品を売っています。 コイルに耐熱電線3本をまとめて9回巻きます。 今回使った電線では9回巻くのが限界だったのでちょうどよかったようです。 今回は適当に選んだ3色(白、紫、赤)なので、各々をABCとして、各々の両端を1,2として説明します。 A1を同軸コネクタの外側(GND)とバナナプラグ黒に繋ぐ A2とB1を同軸コネクタの内側に接続。コイルと同軸コネクタの間の2本の電線は捻っておきます。 B2とC1を接続 C2をバナナプラグ赤に接続 接続箇所は半田付けしておきます。またコイル部分は巻いたあとにインシュロックタイで固定して、更にホットボンドを塗って固定しました。箱の中出コイルが動かないように、コイルとはこの間もホットボンドで固定しています。 箱詰めして完成。本当は450Ω抵抗を両側の...