【無線】 2014 - The 55th All Asian DX Contest
今週末は香港に居るのでマッタリと。
アマチュア無線コンテストの All Asian DX Contest が9月6日から8日早朝まで (GMT の9月6日から8日まで) 開催されているので、参加してみた。 今回のルールは電話 (SSB, AM, FM) で、3.5MHz, 7MHz, 14MHz, 21MHz, 28MHz 帯(バンド) で、時間内に多くのアジア州のアマチュア局と交信し、明瞭度R+信号強度S+年齢をコンテストナンバーとして交換する。 バンドごとに1局あたり1ポイントが基本で、3.5MHzと28MHzでは1局あたりのポイント数が2となり、アジア州以外の地域とアジア州との交信はスコアが3倍になる、といったもの。 各バンドでのエンティティ数(国と地域に近い分類)の合計を multiplier と呼び、multiplier と 交信局数ポイントの合計を掛けた値が合計となる。 無線局数を多く稼いだり、エンティティ数を多く稼いだり、アジア州の局はアジア州以外の地域の無線局との交信を行うと、合計値を高められる、という一種のゲームである。
アマチュア無線をやっている人たちの間ではお祭りみたいな状態で、コンテストの期間になると世界中から一斉に参加者が出てきて、普段は換算としている周波数帯も賑やかになる。
参加時間は6日(土)の午前中、7日の朝から夕方まで参加しました。 6日の午後から深夜は日本語の勉強会に参加するため無線の方はお休みしています。 家にいる間は無線で声を出し続け、日本語勉強会でも声を出し続けたので、喉が疲れました。(笑)
[caption id="attachment_10414" align="alignnone" width="500"] Shack [/caption]
設備はいつもの様に FT-857D と、Windows7が入ったノートパソコン。 コールサインは VR2YKO、最大出力は100W、運用周波数は 20m (14MHz), 15m (21MHz), 10m (28MHz) の3バンド。 無線機の CAT Interface に接続する Bluetooth Adapter を中国の通販で買ってきたので、これを使って無線機の周波数などの設定をPCに送信し、CTESTWIN というコンテスト専用アプリで取得して、ログに記帳するときの周波数やモードの情報にしたり、前後の周波数に出ているコールサインを記録したりと、いろいろと便利に使えました。
[caption id="attachment_10412" align="alignnone" width="281"] 釣竿+電線6mぐらい+ATUでアンテナ[/caption]
[caption id="attachment_10413" align="alignnone" width="500"] アンテナの釣竿の固定方法[/caption]
アンテナは先月アメリカから取り寄せた MFJ-993BRT と、中国の通販で調達した10mの釣竿を6mほど伸ばして、それに6mほどの電線を引っ掛けて運用。 この状態で7MHz〜50MHzまでは同調しているみたいです。 都市ノイズが激しいので、実際のところは14MHz〜が実用的な範囲。
[caption id="attachment_10416" align="alignnone" width="449"] 手元での集計結果[/caption]
手元での集計結果はこのような状態でした。 1時間あたり60局と交信している13時台は、ちょうど 10m 28MHz が日本と通信可能になり、CQを出したら30分以上 Pile-up となりました。
海外からのアマチュア無線コンテストに参加してみての感想はこんなかんじです。
アマチュア無線コンテストの All Asian DX Contest が9月6日から8日早朝まで (GMT の9月6日から8日まで) 開催されているので、参加してみた。 今回のルールは電話 (SSB, AM, FM) で、3.5MHz, 7MHz, 14MHz, 21MHz, 28MHz 帯(バンド) で、時間内に多くのアジア州のアマチュア局と交信し、明瞭度R+信号強度S+年齢をコンテストナンバーとして交換する。 バンドごとに1局あたり1ポイントが基本で、3.5MHzと28MHzでは1局あたりのポイント数が2となり、アジア州以外の地域とアジア州との交信はスコアが3倍になる、といったもの。 各バンドでのエンティティ数(国と地域に近い分類)の合計を multiplier と呼び、multiplier と 交信局数ポイントの合計を掛けた値が合計となる。 無線局数を多く稼いだり、エンティティ数を多く稼いだり、アジア州の局はアジア州以外の地域の無線局との交信を行うと、合計値を高められる、という一種のゲームである。
アマチュア無線をやっている人たちの間ではお祭りみたいな状態で、コンテストの期間になると世界中から一斉に参加者が出てきて、普段は換算としている周波数帯も賑やかになる。
参加時間は6日(土)の午前中、7日の朝から夕方まで参加しました。 6日の午後から深夜は日本語の勉強会に参加するため無線の方はお休みしています。 家にいる間は無線で声を出し続け、日本語勉強会でも声を出し続けたので、喉が疲れました。(笑)
[caption id="attachment_10414" align="alignnone" width="500"] Shack [/caption]
設備はいつもの様に FT-857D と、Windows7が入ったノートパソコン。 コールサインは VR2YKO、最大出力は100W、運用周波数は 20m (14MHz), 15m (21MHz), 10m (28MHz) の3バンド。 無線機の CAT Interface に接続する Bluetooth Adapter を中国の通販で買ってきたので、これを使って無線機の周波数などの設定をPCに送信し、CTESTWIN というコンテスト専用アプリで取得して、ログに記帳するときの周波数やモードの情報にしたり、前後の周波数に出ているコールサインを記録したりと、いろいろと便利に使えました。
[caption id="attachment_10412" align="alignnone" width="281"] 釣竿+電線6mぐらい+ATUでアンテナ[/caption]
[caption id="attachment_10413" align="alignnone" width="500"] アンテナの釣竿の固定方法[/caption]
アンテナは先月アメリカから取り寄せた MFJ-993BRT と、中国の通販で調達した10mの釣竿を6mほど伸ばして、それに6mほどの電線を引っ掛けて運用。 この状態で7MHz〜50MHzまでは同調しているみたいです。 都市ノイズが激しいので、実際のところは14MHz〜が実用的な範囲。
[caption id="attachment_10416" align="alignnone" width="449"] 手元での集計結果[/caption]
手元での集計結果はこのような状態でした。 1時間あたり60局と交信している13時台は、ちょうど 10m 28MHz が日本と通信可能になり、CQを出したら30分以上 Pile-up となりました。
海外からのアマチュア無線コンテストに参加してみての感想はこんなかんじです。
- 香港でアマチュア無線をされている日本人の方と交信できました。 以前Webサイトを拝見し、前からご挨拶に上がりたかったのですが、なかなかキッカケが見つからずな状態だったので、良かったです。
- 21MHzで15km程度のローカル局とラグチュー(世間話、雑談)すると、遙か3,000km離れた川崎市まで聞こえてしまいます。一部始終が聞こえていたようです(笑)
- 都市ノイズが激しいため、残念ながら 7MHz 40m band より長い方は参加できませんでした。 アンテナは同調するんだけどなぁ。
- 香港(VR)、マカオ(XX9)、シンガポール (9V) などの小さい国地域から参加すると大人気となる。 有難いことに、こちらからCQを出すと良い感じに Pile-up になり、応答すれば弱小電波でもPick-upしていただける機会が多く思いました。 上記ルールにあるエンティティで、シンガポールはもちろん香港やマカオも1つのエンティティとなり、香港から参加している無線局数は噂ベースで1桁程度しか居ない模様なので、どうしても人気が高くなります。
- アジア各地の訛った英語が聞こえて面白かったです。その分苦労することもあります。聞き取りにくかったり、こちらの発音では聞き取られなかったりと、まぁお互い様。
- コンテストナンバーを見て思ったのですが、さすがに90歳代の大先輩はいらっしゃらないのですかね。年齢の桁数が3桁とかも無いのですかね。最年少では18歳の方がいらっしゃいました。こうなると長寿賞や最年少賞とか有っても面白そうですね。
- アンテナの同調や受信感度的にはランダムワイヤでも実用的ですが、如何せん都市ノイズが… 香港という密集地だから仕方ないのですが、アマチュア無線をやるために郊外の新界のテラスハウスに住まわれている方も居らっしゃるので、よーく納得できます。
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