雁ヶ腹摺山 登山と無線 (JF1PEQ)
また雁ヶ腹摺山に登山へ行きました。 目的は無線。
今日は 6m and down contest に参加。
一般論として VHFやUHFなどの周波数では関東平野から山梨県が直接波で繋がりにくい。 三文字クラブの先輩方に伺うと、交信した都道府県・市区町村で得られるマルチポイントがあり、関東平野から繋がりにくい山梨県大月市は人気の無線局となる。 大月市の雁ヶ腹摺山は関東平野に広く直接波で電波が届くので、マルチポイント目当てで人気の無線局となるし、交信局数も稼げるとのこと。 その伝説にしたがってやってきたわけです。
前日は変な時間に寝たり起きたりしていたので、当日は朝8時頃にマッタリ出発。 10:30 ごろにマッタリと登山開始
30分ほどで山頂
富士山
11:20 頃にはアンテナ設営完了。
最初は6m,2m band でマッタリ応答したりして、最後の1時間に433MHz FMでCQを出したところ、40分ほど途切れること無くパイルアップ。 14:43 に疲れたので終了。 3時間ほどで128局とQSOできました。 大漁です、ありがとうございます。
今回の機材は、
- ポケットダイポール : 付属ロッドアンテナで 6m , 2m band
- Radix の 433MHz 3 element 八木
- これらをグラスファイバー釣竿にくっつける
- 無線機は FT-817ND に中華リチウム電池
中華リチウム電池は大成功です。 4時間電源入れっぱなしで、その間の128QSOしても、送信時の電圧が11.5Vから 9.8V に落ちた程度でした。
八木は3エレなので指向性が決して強いわけでないので適当な設営でも困ること無く手頃な感じでした。 また出力が2W程度なので指向性が無いよりは有ったほうが良いみたいです。 東京・千葉・茨城から「QRPとは思えないぐらいにシグナル強い」と教えていただけるぐらいに、実効輻射は良い感じだったようです。 ただ実効輻射って意味では、6m,2mのポケットダイポールでも十分だったので、実は必要なかったのかもしれませんが。。 VHF、UHFをやる分には、良い山頂ならば2W程度で十分そうです。
ポケットダイポールのロッドアンテナは、設置した時の重量が重たいかなと思うぐらいで。 ロッドを伸ばした分、テコの原理で揺れると大きくなる。 水平偏波でなく垂直偏波で構わないのだったら、1.5メートルの電線2本とBNCコネクタで垂直に上げるとかでも良さそうです。
帰りは石和温泉でラーメン。
コメント
コメントを投稿