Catalyst 2950 と RT107e で VLAN 使って複数の IPv4 セグメントもたせる方法

やっとできた。


RT107e と繋ぐ Catalyst 2950 のポートは trunk にしておいて、VLAN ID のタグをつけたいポートは switchport access vlan とかすればいいんだな。 たとえば Catalyst の Port 24 番と RT107e の lan1 が繋がっていて、Catalyst の FastEthernet 0/1 を VLAN 2 に FastEthernet 0/2 を VLAN 3したい場合、こんな感じのコマンドを打つのね。 (誤植あるかもしれない)


Switch> en
Switch# conf t
Switch(config)# in fa 0/1
Switch(config-if)# switchport mode access
Switch(config-if)# switchport access vlan2
Switch(config-if)# end
Switch# conf t
Switch(config)# in fa 0/2
Switch(config-if)# switchport mode access
Switch(config-if)# switchport access vlan3
Switch(config-if)# end
Switch# conf t
Switch(config)# in fa 0/24
Switch(config-if)# switchport mode trunk
Switch(config-if)# switchport trunk allowed vlan 2,3
Switch(config-if)# end

あとは sh ru (show running-config) とかで内容確認と。


RT107e には VLAN ID=2 に 192.168.2.1/24 なサブネットと DHCPサービスを、VLAN ID=3 に 192.168.3.1/24 なサブネットとDHCPサービスを提供する具合な場合、下のような設定を行います。



vlan lan1/1 802.1q vid=2 name=hoge2
vlan lan1/2 802.1q vid=3 name=hoge3
ip lan1/1 address 192.168.2.1/24
ip lan1/2 address 192.168.3.1/24
# dhcp サーバあげる場合
dhcp scope 1 192.168.2.2-192.168.2.64/24
dhcp scope 2 192.168.3.2-192.168.3.64/24
dhcp service server

とくに Catalyst は、設定したあとにすぐに設定が反映されるわけじゃないので、線抜いたり放置したりしてから ping 投げたりしてください。 RT107e で各VLANに設定したIPアドレスのレンジのDHCPサービスのスコープを設定すると、各VLANでDHCPによるIPアドレスなどの自動割当ができるようになります。 便利便利。


ここまで RT107e の VLANの機能使ってホゲホゲするところを実況しているページが他にないらしく、「RT107e Catalyst」でGoogle検索すると、うちのページが上位で出てくるようになりました。 この組み合わせでうまくいくかどうかを本当に確認した人がいないのか、そもそもこんな組み合わせやらないのか、組み合わせがうまくいくとしても、イチイチ Web サイトで公開していないのか、のどれかでしょうね。 こんなオレの情報でアテになるのかなぁ。(笑)


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2007/3/27 : 通りすがりさんのコメントを元に追加。「switchport trunk allowed vlan 2,3」も必要ってことで。

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